私もウッドベース弾きとして5曲参加している山口憲一ロカビリースペシャルが今年8月に発売されております…

世界初のロカビリーインストアルバムとの事で、山口さんのテクニックが凄いのはギター素人でも分かりますが、それより何よりキャッチャーのツボを押さえたフレーズが惜しげもなく湯水の如くあふれ出てるという…
自分も作曲者の端くれとしてこの「メロディーがキャッチーかどうか」はかなり意識するなか、ギターだけでそこを軽々とカラフルに彩り…
パクり気味に例えるならグレッチギターが奏でる音の玉手箱やー……(なんかスイマセン)
そしてなんといってもMagicのアルバムに入ってた「TAKE1」「TAKE2」という2曲のインストがアレンジを変えて再録されているという往年のファンにはたまらないセットリスト…
「TAKE1」を初めて聴いたのは…
『俺がグレッチギター買ったからオマエはウッドベース買えよ』でお馴染みの高校1年の頃…
まさにウッドベースでこんな曲を弾けるようになりたいと思った目標の一つ、そして今聴いてもスラップ・インスト曲として全く色褪せてない感じに…
パクり気味に例えるなら、時代に取り残されたロカビリー、サイコビリー最後の砦は、グレッチ&スラップがせめぎ合う音のファンタジスタやー……(重ね重ねなんかスイマセン)
同じ8月にはMagicボーカル上澤津氏ソロアルバムも発売されたりで、"青い春はまだまだ終わりはしないぜ"と…
そして今年はハイスタ、イエモン等自分たちが10代の頃の90年代を彩ったバンドが再活動するなか、心のアルバムベスト3入り確実なMagicの再活動こそ待ち望んでは"Still"といったところでしょうか……。
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